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ユーザ企業のためのクラウド活用フォーラム
<< ICT復興支援クラウドフォーラム Vol.3 >>
http://cloud.ictforumtohoku.jp/
2012年9月20日(木) 13:00〜17:40
会場 パレスへいあん
〒980-0014 仙台市青葉区本町1-2-2
13:00〜 受け付け開始
13:30〜 セミナ開始
18:00〜 懇親会
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今回第3弾と致しまして、業務継続プラン(BCP)対策、節電対策、運用コスト軽減を目的として、
自社システムのクラウド化を検討されているユーザ企業様などを対象として、オンプレミス(自社
内ICT)の環境とアプリケーションの社内クラウド化、データセンターやクラウドサービスへの移行、
自社-データセンター-クラウドサービスの効果的な連携方法やその事例などをそれぞれのソリ
ューション紹介の形でご説明させて頂く「ユーザ企業のためのクラウド活用フォーラム」を開催い
たしました。
【目的】
サービス基盤となるクラウド技術(IaaS: Infrastructure As a Service、PaaS: Platform As a
Service、SaaS:Software As a Serviceなど)のサービス利用による、業務継続プラン(BCP)対策、
節電対策、運用コスト軽減などの効用が期待されています。
クラウドとはクラウドコンピューティングの略称で、利用者側にサーバを持たず、インターネットを
介してベンダ企業の各種サービスを利用して業務を行う形態です。料金も利用した分に応じて
払うような形態で、システムを所有することからサービスを利用する形態に変わっています。
自社サーバをクラウドに切替える主なメリットとしては以下の3点となります。
(1)システムの運用コストを低減できる
(2)データ管理の安全性を確保できる
(3)IT技術を持った専門の運用要員が不要となる
景気の変動、環境や災害のリスク、そして国内法や国際法の規制など、情報化に対して求
められるスピード化と高度化のニーズを考えると、これに自社で対応していくための人的、金
銭的な投資は中小企業にとって重い負担となり、運用でカバーするなど本質的な対応を妨げて
いるのではないでしょうか。クラウドを利用することにより、これら様々な変化に対して、迅速に
対応し安全に低コストで資産を有効利用することができます。クラウド化への流れは、過去にオ
フコンがPC-LANにシフトした時よりも急速に進むことになると予想されます。
大手企業の中には基幹システムを含めて全面的にクラウドに置き換えていく取り組みを開
始している企業も出てきています。中堅・中小企業ではまだまだと考えている方も多いと思
いますが、いち早く取り組みを開始している企業も出てきています。今回はクラウドが中堅・
中小企業にとってどのような意味を持つか、どのように取り組んでいけばよいかについてご紹
介いたします。
今回のフォーラムでは、既存の自組織内(オンプレミス)の物理サーバを用いた運用から、デ
ータセンターサービスやクラウドサービスなどと組み合わせて利用にすることによる効用を最
大化するために、参加者の多様なICT利用状況に応じた対応/対策を、講師の皆様よりご教
示いただき、技術者のみならず経営層、企画層にも利用方法のイメージを掴んでいただくこと
を目的とします。
また、会場内に「ご相談コーナー」を設けて、参加者と講師や協会加盟企業との情報共有の
場としてご利用頂くことも考えております。
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【講演】 参加者:110名
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13:30〜13:40
(1)開会のご挨拶: 一般社団法人宮城県情報サービス産業協会
一般社団法人宮城県情報サービス産業協会 副会長
株式会社サイエンティア 代表取締役社長
荒井 秀和 氏
13:40〜14:15
(2)ベンダ講演:「VMwareのクラウド技術が実現する災害対策」
ヴイエムウェア株式会社
エンタープライズ第一営業本部 公共営業部
シニアアカウントエグゼクティブ 市川 理樹 氏
業務システムなどの運用コスト低減や災害対策、節電対策などで大きなメリットが
期待できるクラウド化の第一歩となるサーバ仮想化と集約を支援する使い易いツールと、
それらを用いた災害につよいシステム構築例をご紹介致します。
14:15〜14:50
(3)ベンダ講演:「クラウド運用の実例とコスト削減及びBCPを考慮したDC運用」
ソリューションの紹介」
日本ヒューレット・パッカード株式会社
執行役員チーフ・テクノロジー・オフィサー 山口浩直
ITを最適に活用できる理想的なクラウド基盤を運用のイメージと合わせて御紹介します。
また増え続ける電源・空調・を含む運用コストを削減し、BCP実現も視野に入れた
ソリューションを御紹介します。
14:50〜15:25
(4)ベンダ講演: アマゾンデータサービス ジャパン株式会社
シニアマーケティングマネージャー 小島 英揮
パブリッククラウドサービスとして、多くのユーザ実績を持つアマゾン社より、
現在提供されるサービスご紹介、国内ユーザの傾向(震災以前/以後)、セキュリティ対策、
停電に対する対策、国内リソースの状況関連などをご紹介します。
15:25〜15:40 休憩
15:40〜16:15
(5)ベンダ講演:「クラウドとの付き合い方 3つのポイント」
株式会社サーバーワークス 代表取締役 社長 大石 良 氏
3/11の震災直後、サーバーワークスは日本赤十字社にAmazon社のクラウドサービス
をボランティア提供しました。 震災時にクラウドがどのような役割を果たしたのか。また
今後クラウドとどのように付き合っていけば良いのか。アマゾンデータサービス専門の
インテグレーターとして3つのポイントをお話させていただきます。
16:15〜16:50
(6)ベンダ講演: 「東日本大震災の弊社対応、課題について」
テクノ・マインド株式会社
IDC本部 副本部長 兼 IDCサービス部 部長 中村 真次 氏
① 東日本大震災の弊社対応、課題について
・ 3.11当日のマシン室内の様子
・ 実際の対応
・ そこから見えてきた課題(BCP、停電対策等)
② 提供出来るサービスメニュー
・ ホスティング/ハウジング
・ 運用支援、ビジネス・サポート等など
IDCのサービスメニューをご紹介します。
16:50〜17:25
(7)ベンダ講演:「クラウド連携を支える次世代ネットワーク機器」
F5ネットワークスジャパン株式会社
公共・官公庁セールス アカウントマネージャ 松山 慎 氏
自組織内のシステムとその他のデータセンターやクラウドサービスを組み合わせた運用を、
セキュリティや可用性、性能維持、柔軟な運用対応などの最適化により、クラウド導入を
ご支援する次世代ネットワーク基盤ソリューションをご紹介します。
17:25〜17:35
日本Androidの会 会長 丸山 不二夫 氏
17:35〜17:40
(9)閉会のご挨拶: みやぎモバイルビジネス研究会 会長 原 亮 氏
司会 武田圭司 氏
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18:00〜 懇親会 参加者:50名
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フォーラム終了後、ベンダ側とユーザ側との情報交換の場として懇親会を行いました。
(1)懇親会のご挨拶: 一般社団法人宮城県情報サービス産業協会
一般社団法人宮城県情報サービス産業協会 常務理事
事務局長 穴澤 芳郎 氏
(2)ご案内:「ICT ERA + ABC 2012東北」 その2
日本Androidの会 会長 丸山 不二夫 氏