宮城県委託 令和8年度 新卒者等未経験者及び中堅層向けデジタル人材育成業務
中堅層向け開発技術スキルアップ研修
主に若手・中堅IT人材の新技術習得機会の創出を狙いとした実践型研修です。AI駆動型開発、クラウドインフラ、DevOps、データサイエンス、モダンJavaScript/React・Next.jsなど、現場で活用できる開発技術を体系的に学びます。
研修一覧
| DX人材類型 | コード | 科目名 | 開催日程・時間 |
|---|---|---|---|
| ビジネスアーキテクト | BA-1 | AI駆動型開発実践(Git・コーディング・プログラミング) | 7/28、8/4、8/20、8/24、9/4、9/11 3h×6回(内2回は集合) |
| ビジネスアーキテクト | BA-2 | AI駆動型開発による開発工程革新(要件定義からデバッグまで) | 1/13、1/20、2/3、2/10、2/17、3/5 3h×6回(内2回は集合) |
| デザイナー | FA-1 | 生成AIによるフロントエンド開発実践 | 1/14、1/21、1/28、2/4、2/18、2/26 2h×4回(オンライン)+3h×2回(集合) |
| サイバーセキュリティ | MA-1 | クラウドインフラ(AWS) | 7/1、7/8、7/15、7/22、7/29、8/5 3h×6回(完全オンライン) |
| サイバーセキュリティ | MA-2 | DevOps(Docker&CI/CD) | 8/19、8/26、9/1、9/7、9/14、9/29 2h×6回(完全オンライン) |
| データサイエンティスト | DS-1 | DX・ITコンサルティングの技術(データ化された業務のビジネス価値) | 11/24、12/1、12/8、12/17、12/24 2h×4回(オンライン)+3h×1回(集合) |
| ソフトウェアエンジニア | MJ-1 | モダンJS/TypeScript | 10/7、10/14、10/21、10/28、11/4、11/11 2h×6回(完全オンライン) |
| ソフトウェアエンジニア | MJ-2 | React.js/Next.js(フロントエンドJSアプリケーション) | 11/18、11/25、12/2、12/9、12/16、12/23 3h×6回(完全オンライン) |
開催時間は、3時間開催の場合は14:00~17:00、2時間開催の場合は15:00~17:00です。2026年度より、試験的に一部研修を2時間/回として実施します。
各研修の詳細
【BA-1】AI駆動型開発実践
AI駆動型開発の基礎技術を学習します。CursorなどのAI開発支援ツールを活用したコード生成、補完、レビューを効率化する実践的手法を体験し、Git/GitHubを用いたチーム開発、バージョン管理、デプロイの流れを通じて、AIと人が協働する開発スタイルを身につけます。
前提知識・経験:何らかのシステム開発やプログラミングの経験を有すること。
テキスト:講師独自資料。
留意事項:Cursor有料プラン及びClaude Code有料版は必須。サブスク利用料は各社負担です。
| 回 | 日程 | 内容 |
|---|---|---|
| 1 | 7/28(火) | AI開発の基礎とCursorの初期設定 ・AI駆動型開発(AI-Native Development)の考え方とパラダイムシフト ・開発環境の構築 ・Cursorの導入と基本操作(エディタとしての基本、Chat機能の使い方) ・AIと対話するためのプロンプトエンジニアリング基礎 |
| 2 | 8/4(火) | Claude Codeによる「0→1」の土台作り ・Claude CodeのセットアップとCLIエージェントの基本思想 ・自然言語からのプロジェクト自動生成 ・対話型タスク実行と自律的なエラー解決のプロセス ・自身の開発テーマ(作りたいアプリ)の決定と初期生成 ・生成されたプロジェクト群をCursorで読み込み、全体像を把握 |
| 3 |
8/20(木)集合 |
Gitによるコード管理と「1→10」の機能拡張 ・GitとGitHubの基本概念と基本操作(初期化、コミット、プッシュ、ブランチ ・AIを活用した適切なコミットメッセージの自動生成 ・個別トラブルシューティング |
| 4 | 8/24(月) | Cursorを駆使した「10→100」の本格開発 ・エラーハンドリングと例外処理の実装 ・AIとの対話を通じたデータモデルの変更やロジックの複雑化 |
| 5 | 9/4(金) | AIを活用したテスト作成とコードの保守(100の維持) ・Cursorを用いた単体テスト ・AIを活用したコードの可読性向上と安全なリファクタリング ・最終発表に向けたアプリケーションの仕上げとプレゼン準備 |
| 6 | 9/11(金)集合 | 開発アプリの成果発表とコードレビュー ・受講生による成果発表(作成したアプリケーションのデモンストレーション) ・開発プロセスの言語化(壁を突破したプロンプト、ツール使い分けの共有) ・講師からの講評 ・今後の学習ロードマップ |
【BA-2】AI駆動型開発による開発工程革新
AI 技術を活用した開発プロセス革新を、要件定義からデバッグ・品質保証・CI/CD・運用までの全工程で学び、現場で即活用できる AI 活用パターンとAI 時代に求められる開発者のマインドセットを獲得します。
前提知識・経験:システム開発・プログラミング経験、ITシステム開発工程の基礎知識。
環境:Cursor、Claude、Git/GitHubなど。
留意事項:Cursor有料プラン及びClaude Code有料版は必須。サブスク利用料は各社負担です。
| 回 | 日程 | 内容 |
|---|---|---|
| 1 | 1/13(水) | AI駆動開発の全体像と要求工学のリブート ・AI駆動型開発のパラダイムシフトと、CLI型/IDE型エージェントの使い分けの整理 ・仕様駆動開発(AWS Kiro / GitHub Spec Kit)で「要求整理→仕様明文化→コード生成」を体験 ・CTO/CIO/CDO/CAIO 5レイヤー責務分界マップを自組織に当てはめるワーク |
| 2 |
1/20(水)集合 |
コンテキスト設計とMCP・サブエージェント構築 ・コンテキストエンジニアリングの基本思想と、AGENTS.md / CLAUDE.md の作成 ・MCPサーバの構築と、社内API・DBへのClaude Codeからの接続 ・サブエージェントの役割分割とPlan-Execute-Verifyの設計 |
| 3 | 2/3(水) | AIによるテスト生成とコードレビュー ・AIテスト生成の種類別の使い分けと、精度限界(ハルシネーション等)の体験 ・Eval Suite + Golden Test の構築とCIへの組み込み ・AIコードレビュー(/ultrareview、SAST+AI)の実行と、人間QAとの責務分界 |
| 4 | 2/10(水) | 品質リスク対策とCIゲート設計 ・AI生成コードの7大リスクと、3層防御(AI Gateway / Guardrails / Harness)の設計 ・セキュリティレビュー(/security-review、SAST / DAST / SBOM)とライセンス・知財対策 ・自社用 DoD / PRテンプレート / 3層CIゲートの作成 |
| 5 | 2/17(水) | CI/CDとPlatform EngineeringのAI革新 ・CI/CDへのAI統合(GitHub Copilot Workspace / GitLab Duo / CircleCI)の実装 ・Platform Engineering / IDP(Backstage + LLM、MCPプラグイン)のAI化 ・DORA / SPACE / DevEx での効果測定と、4フェーズ導入計画の策定 |
| 6 |
3/5(金) 集合 |
Agentic Operationsと組織導入ロードマップ ・Agentic Operations(OpenTelemetry + LLMによるRoot Cause Analysis、Incident Response Agent)の設計 ・運用フェーズの半自動ループ(ログ閲覧→対応提案→人間承認→実行)の設計 ・自社向け6ヶ月導入ロードマップの作成と発表・相互レビュー |
【FA-1】生成AIによるフロントエンド開発実践
生成AIを活用した“次世代のWeb開発”を体験します。AI開発環境で画面構成やインターフェースを生成し、画像生成AIを使ってデザイン素材を制作。GitHub Pagesを用いたデプロイまで行い、デザインから公開までをAIと協働で進める一連のプロセスを学びます。
前提知識・経験:基礎的な動的Webページ作成技術(HTML/CSS/JavaScriptなど)。
環境:Google AI(Plus以上)。法人としてGoogle Workspace Standard以上を利用している場合は、標準でGoogle AI有料プラン相当の機能が利用できるため、別途準備は不要です。
| 回 | 日程 | 時間 | 内容 |
|---|---|---|---|
| 1 | 1/14(木) | 3h | 詳細内容は調整中 |
| 2 | 1/21(木)集合 | 3h | |
| 3 | 1/28(木) | 3h | |
| 4 | 2/4(木) | 3h | |
| 5 | 2/18(木) | 3h | |
| 6 | 2/26(金)集合 | 3h |
【MA-1】クラウドインフラ(AWS)
クラウドインフラについて学習します。ネットワーク基礎・サーバーに関する技術知識が推奨されますが、知識がなくても参加可能です。
テキスト:市販本(別途指定)
環境:SSHクライアントソフトウェア、AWSコンソール。AWSは各社/各受講者の責任で契約いただくことが受講条件です。従量課金が発生する場合の費用も各社負担となります。
推奨:MA-2受講の前提技術となるため、MA-1・MA-2のセット受講を推奨します。
| 回 | 日程 | 内容 |
|---|---|---|
| 1 | 7/1(水) | クラウドサービスの全体像、初期設定、アカウント認証 |
| 2 | 7/8(水) | aws-cliによるコマンドライン操作 |
| 3 | 7/15(水) | VPC、セキュリティグループ、ネットワーク構築 |
| 4 | 7/22(水) | EC2インスタンス(各種サーバー利用)、S3(ストレージ)、RDS(DB) |
| 5 | 7/29(水) | |
| 6 | 8/5(水) |
【MA-2】DevOps(Docker&CI/CD)
クラウド型アプリケーション開発・構築に必要となるエンジニアリング技術を学習します。
前提知識・経験:Webアプリケーション開発の知識・経験、TCP/IP・Linuxの基礎知識(推奨)、Javaなどのオブジェクト指向プログラミングの知識・経験(推奨)
環境:SSHクライアントソフトウェア、AWSコンソール。
開催時間:各日15:00~17:00。
| 回 | 日程 | 時間 | 内容 |
|---|---|---|---|
| 1 | 8/19(水) | 2h | コンテナ技術(Docker、Dockerfile、docker-compose) |
| 2 | 8/26(水) | 2h | |
| 3 | 9/1(火) | 2h | |
| 4 | 9/7(月) | 2h | CI/CD(クラウドサービスへのWebアプリケーションデプロイ) |
| 5 | 9/14(月) | 2h | |
| 6 | 9/29(火) | 2h |
【DS-1】DX・ITコンサルティングの技術
データ分析の基礎から機械学習・XAI・因果推論・PoC 提案までを Python と最新 BI×AI スタックで体系的に習得し、業務課題を AI/データで解ける形に翻訳して PoC〜定着までつなぐ DX コンサル人材を目指します。
対象:データ活用に興味のある技術者、DX推進担当者。
前提知識・経験:プログラミング経験(推奨)、基礎的な統計知識(推奨)
| 回 | 日程 | 時間 | 内容 |
|---|---|---|---|
| 1 | 11/24(火) | 2h | DSの役割再定義とビジネストランスレーション ・DS / DA / AE / DE の役割地図と、DSの価値が「翻訳と評価」へ寄った背景の把握 ・業務課題を「顧客・施策・KPI・成功条件」に分解する翻訳ワーク ・講座を貫く自分のテーマ(実課題)の決定 |
| 2 | 12/1(火) | 2h | KPI設計とROI評価 ・KGI-KPI / North Star Metric とロジックモデルの設計 ・ROI評価の9軸(売上 / 工数 / リスク / 属人性 ほか)での試算 ・5大失敗パターン(KPIハッキング / vanity metric / PoC止まり ほか)の回避 |
| 3 | 12/8(火) | 2h | モダンEDAとデータ品質 ・モダンEDA 4段スタックを仙台住宅データ + Ames Housing で実践 ・LLM-assisted EDA(ChatGPT ADA / Databricks Genie ほか)の利点と限界の体験 ・データ品質とData Contract(dbt tests / Great Expectations)の設計 |
| 4 | 12/17(木) | 2h | 業務価値を生むモデリングとBI×AI ・XAI(SHAP)・因果推論(CausalImpact / EconML)・Upliftの実践と、業務KPIへの変換 ・BI×AI(Tableau Pulse / Power BI Copilot / Hex)によるインサイト下書きと提言ストーリー作成 ・docs-to-data(LangChain / LlamaIndex)の活用 |
| 5 | 12/24(木)集合 | 3h | 90日PoCケース演習と経営提言 ・90日PoCケース演習(discovery→業務可視化→データ棚卸し→仮説マップ→PoCスコープ→ROI試算) ・提言レポート(Problem / Observation / Insight / Recommendation)の作成 ・経営説明シミュレーションと想定Q&A対応 |
【MJ-1】モダンJS/TypeScript
モダンJSアプリケーションを使う基礎技術を習得します。フロントエンド/サーバーサイドJSアプリケーションや、その先のクラウドネイティブアプリケーション構築につなげます。
前提知識・経験:JavaScriptの基本文法に対する理解(推奨)、Javaなどのオブジェクト指向プログラミングの知識・経験(推奨)
テキスト:市販本(別途指定)
推奨:MJ-2受講の前提技術となるため、MJ-1・MJ-2のセット受講を推奨します。
| 回 | 日程 | 時間 | 内容 |
|---|---|---|---|
| 1 | 10/7(水) | 2h | ES2015(ES6)基本文法、パッケージマネージャ、ビルド、コンパイル |
| 2 | 10/14(水) | 2h | |
| 3 | 10/21(水) | 2h | |
| 4 | 10/28(水) | 2h | 非同期処理(Promise、async/await)、TypeScript基礎 |
| 5 | 11/4(水) | 2h | |
| 6 | 11/11(水) | 2h |
【MJ-2】React.js/Next.js
フロントエンドJSアプリケーションの技術を学び、クラウドネイティブフロントエンドアプリケーション構築につなげます。
前提知識・経験:MJ-1モダンJS/TypeScriptの受講(推奨)、HTML・CSSを利用したHTMLコーディングの知識・経験、Javaなどのオブジェクト指向プログラミングの知識・経験(推奨)
テキスト:市販本(別途指定)
環境:Visual Studio Code、WSL2(Linux環境・Windowsの場合のみ)、Docker
| 回 | 日程 | 内容 |
|---|---|---|
| 1 | 11/18(水) | Webフロントエンドアプリケーションの概念(CSR、SPA) |
| 2 | 11/25(水) | React.js(DOM操作、ツリー構造) |
| 3 | 12/2(水) | React.js(コンポーネント、フック、ステート) |
| 4 | 12/9(水) | CSS連携(Styled-components) |
| 5 | 12/16(水) | サーバサイドレンダリングの概念 |
| 6 | 12/23(水) | Next.jsアプリケーション構築 |
研修運営の基本方針・共通事項
本事業は、受講者個々人の能力開発を目的とした研修サービスではなく、企業のDXや新技術対応を目的とした産業振興施策です。そのため、「受講各社の自主的な取組を支援する」ことを運営の基本方針とします。
- 欠席時の自己フォローや受講後の自学自習も想定し、市販本テキストで対応可能な研修は市販本利用を基本とします。
- 生成AIやAWS等のクラウドサービスの準備・利用は各社の責任とし、これに承諾いただくことが申込受理の条件となります。
- 主催者側で研修用アカウントは準備しません。クレジットカード登録や課金時の費用負担を含め、各社の責任で準備いただきます。
- BA系/FA系の研修は生成AIの有料プランを用いて進めます。無料プランで参加の場合、無料枠が尽きた段階で見学となります。
- 研修はWindowsをメインとしつつ、Windows/Macの両方に対応します。資料はWindows11利用を前提に作成します。
- MA系、MJ系のテキストは市販本となります。自己調達・自己負担を承諾いただくことが申込受理の条件です。
お申し込み・受講にあたって
本研修は宮城県委託事業であり、民間の研修サービスではありません。委託事業としての成果は「研修受講後の受講者の皆様の定着」にあるため、以下の点をご確認ください。
- 受講者の途中での代替・代理受講は不可
研修受講者ごとに定着状況調査を行うため、途中での一部代替受講や代理受講はできません。 - 研修終了後の受講者理解度・満足度調査アンケートへの協力
各研修の終了時に各受講者へ提出案内を行います。 - 宮城県委託事業としての追跡調査への協力
受講後に、受講者の在職状況に関する追跡調査へ協力いただきます。追跡調査は翌年より3カ年にわたり、原則として研修窓口ご担当者へのメール確認のみです。
研修全体の体系
UI/UX体験
科学・サイエンス
アーキテクト
要件定義
エンジニア
エンジニアリング
セキュリティ
ITインフラ・リスク分散
2026年度より経済産業省の「DX推進スキル標準(DSS-P)」を意識し、DSS-Pで定義された人材類型に対するITエンジニアの目線での独自の紐づけを行った上で、関連する研修を配置しています。
| コード | DSS-P人材類型 | 研修テーマ |
|---|---|---|
| BA-1 / BA-2 | ビジネスアーキテクト | AI駆動型開発、要件定義から品質保証までのAI活用 |
| FA-1 | デザイナー | 生成AIを活用したUI/Webフロントエンド開発 |
| MA-1 / MA-2 | サイバーセキュリティ | AWSクラウドインフラ、DevOps、CI/CD |
| DS-1 | データサイエンティスト | データ分析、Python、DX・ITコンサルティング |
| MJ-1 / MJ-2 | ソフトウェアエンジニア | モダンJavaScript、TypeScript、React/Next.js |
お申し込み・お問い合わせ
一般社団法人 宮城県情報サービス産業協会(MISA)事務局
〒980-0011 仙台市青葉区上杉1丁目6-10 EARTH BLUE 仙台勾当台ビル5F
TEL:022-217-3023
E-mail:edu.misa@misa.or.jp(宮城県委託研修担当)
別紙の申込書に必要事項を記入の上、MISA事務局宛にお申し込みください。
研修案内(PDF)はこちら 研修申込用紙(Word)はこちら
各研修とも定員になり次第締め切ります。
開催初日の1ヶ月~1ヶ月半前の時点で申込状況が定員を大幅に下回る場合は、当該コースの開講を中止し、別研修に振替を行う場合があります。