2008年度 中堅社員向け技術研修(仮想化技術によるグリーンIT戦略(レガシー資産の再生)) 実施報告

update: 2008/11/03


 近年IT技術が益々進化する傍らでは、経済状況の背景からもITコストの削減が命題となっていますが、数世代前のシステムが現役で稼動している環境で、保守やサポートの打ち切りなどにより、システムのリプレースを迫られる場面も少なくありません。
 また、システムの拡充に伴いサーバーの増設、増強などにより保守やサポート、管理コストは増える傾向にありました。
 これらの問題に対して今、注目されている仮想化技術ですが、企業コストの削減だけでなくグリーンIT戦略のキーワードとしても注目を集めています。
本、技術研修ではレガシーシステム資産の寿命を延ばし、管理、開発などのコストを削減し、より柔軟なシステムの運用を行うことを目標として、「仮想化技術」について学びます。

 今回参加された受講者においては既に仮想化技術を導入されている方も多く、又十分な経験を積んだ方が多いことからもこの技術に対する期待度は高いことが実感できました。
 本格的な研修を行うには実習環境が不十分だったことも指摘されましたが、主催者側としては今後はテーマ内容と環境との兼ね合いも十分練る必要があると感じます。
 又、この技術研修は毎年テーマが変わり、又受講者の業務内容、レベルも毎回様々なので各人の満足度を高めるのもなかなか難しいとも考えます。準備、段取り等により時間を割く必要があると考えます。

 今回も「中小企業人材確保推進事業」助成金が適用されたため、MISA会員のみ申込可、受講料は無料となりました。

開催概要



アンケート集計結果

「人財技術委員会トップページ」へ戻る